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もし「骨折」してしまったら

 

さて今回は、「骨折」してしまった時の対処法について

ご説明させていただきます。

 

まず骨折についてですが、かなり痛みが激しいものです。

そっと曲げたり、すこし動かしたりするだけでも

痛がります。

それに加えて内出血を起こすため、患部が腫れてきます。

どこかに腕などを打ったり、ひねったりした後は

お子さんが異様に痛がっていないかをみてあげてください。

 

また、このような場合は

救急医療機関を受診してください。

  • (いつも以上に)痛がって泣く場合
  • 動かしたり、曲げたりできない場合
  • 打ったりひねったりしたところがはれて、内出血を起こした場合
  • 冷や汗や顔面蒼白、ぼんやりとしているなどのショック症状が疑われる場合
  • 触れると泣いてしまう場合

 

このような場合は骨折を疑い

救急医療機関を受診してください。

 

特に自分の口で痛みを伝えることができるお子さんから

「痛い」と言われた時、

親御さんは「動いているから」や「歩けるから」大丈夫

という自己判断をせず

症状をしっかりとみて医療機関を受診してください。

 

何か応急処置をしてから病院に向かいたいという場合、

家にある「ものさし、割り箸、段ボール、雑誌」などを

固定する副木として使い、

包帯などで完全に固定してください。

痛みが少ない状態で固定しておくことで、

患部を安静に保つことができます。

 

特にスポーツクラブなどに入っているお子さんがいる

親御さんはそういう場面にあう可能性が低くはないと

思います。

咄嗟にできないことも多いと思うので一度ネットで

固定法などを調べ、実践してみるといいかもしれません。

 

以上が「骨折」をしてしまった時の対処法です。

もしもの時の参考になると幸いです。

 

次回は「鼻血がでた」ときの対処法をお伝えします。

 

参照:こどもの急病ガイドブックより

スタッフH