さて今回は「刺し傷」についての対処法について
お伝えしたと思います。
まず確実に119番すべき状態だけご説明します。
出血時に119番すべき事態はたくさん出血したために
出血性ショックの状態に陥っている時だそうです。
- 唇が紫色または白っぽい
- 皮膚が冷たい
- 冷や汗が出ている
このような状態の時は迷わず119番してください。
お子さんが刺し傷をした場合、
- 何で刺してできた傷か
- 汚れたもの、汚れた場所で刺したか
- 傷は深くないか
というのを確認してください。
汚れた場所、物で怪我をした場合、感染を起こし
化膿やまた別の病気にかかる恐れがあります。
例として、
- 針などを刺して、針が体内に残っていると思わしき場合
- 錆びた釘などで刺した傷の場合
- 1センチ以上の神経や腱を切っている可能性がある深い傷の場合
このような場合、救急医療機関を受診してください。
また、救急でなくてもいいが医療機関の受診をすべき状態
を説明します。
- 棘が深く刺さって抜けない、または周囲が赤く炎症をおこし始めた場合
- ガラスの破片や細かい木片が刺さって取れない場合
- 3〜4日たっても傷がジクジクしていたり、赤く腫れてきた場合
これらの場合は家庭では手当てしにくかったり、
化膿していたりするので医療機関の受診をしてください。
家庭でもできる応急処置としましては、
すり傷などと同じように水道水で汚れを洗い流してください。
出血を伴う怪我の対処法は以上になります。
次回は骨折をしてしまった場合の対処法について
お伝えしたいと思います。
参照:こどもの急病ガイドブックより
スタッフH