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もし「出血」してしまったら②

 

さて今回は「刺し傷」についての対処法について

お伝えしたと思います。

 


 

まず確実に119番すべき状態だけご説明します。

出血時に119番すべき事態はたくさん出血したために

出血性ショックの状態に陥っている時だそうです。

  • 唇が紫色または白っぽい
  • 皮膚が冷たい
  • 冷や汗が出ている

このような状態の時は迷わず119番してください。

 


 

お子さんが刺し傷をした場合、

  • 何で刺してできた傷か
  • 汚れたもの、汚れた場所で刺したか
  • 傷は深くないか

というのを確認してください。

汚れた場所、物で怪我をした場合、感染を起こし

化膿やまた別の病気にかかる恐れがあります。

 

例として、

  • 針などを刺して、針が体内に残っていると思わしき場合
  • 錆びた釘などで刺した傷の場合
  • 1センチ以上の神経や腱を切っている可能性がある深い傷の場合

 

このような場合、救急医療機関を受診してください。

 

また、救急でなくてもいいが医療機関の受診をすべき状態

を説明します。

  • 棘が深く刺さって抜けない、または周囲が赤く炎症をおこし始めた場合
  • ガラスの破片や細かい木片が刺さって取れない場合
  • 3〜4日たっても傷がジクジクしていたり、赤く腫れてきた場合

これらの場合は家庭では手当てしにくかったり、

化膿していたりするので医療機関の受診をしてください。

 

家庭でもできる応急処置としましては、

すり傷などと同じように水道水で汚れを洗い流してください。

 

出血を伴う怪我の対処法は以上になります。

 

次回は骨折をしてしまった場合の対処法について

お伝えしたいと思います。

 

参照:こどもの急病ガイドブックより 

スタッフH