最近、気温が上がり少しずつ活動しやすい時期に
なってきましたね。
活発的に活動し始めると怪我をしてしまうおこさんが
増えるかと思います。
ちょっとした怪我ならまだいいですが中には
救急車を呼ぶべきか、、、と思う怪我をしてしまうことも。
そんな「もし」に備えてちょっとした知識を
紹介いたします。
今回はおこさんに多いと思われる
「頭を打った時」の対処法です。
おこさんが強く頭を打ってしまったら、
焦らずお子さんの様子を確認してください。
すぐに泣きだしたか、ぼんやりしていなかったかなど
よく観察しておくことが重要となるそうです。
また、打った後にこんな症状がある場合は
救急車を呼ぶか、救急医療機関を受診したほうがいいと
いわれています。
【親さんが気づける症状】
- 意識がない、又はぼんやりして放っておくと寝てしまう
- けいれんが起きる
- 体温がどんどん高くなる
- 左右の瞳の大きさが違う
- 頭を打った前後の事をよく覚えていない
- 打ったところにへこみがある
- なんとなく普段と比べて様子が違う
- 言葉が不明瞭(会話ができるおこさんの場合)
【おこさん自身の症状】
- 頭の痛みがつよくなる
- 吐き気が繰り返し見られ、気持ち悪さが続く
- 物が二重に見えたり、物が見えなくなる
- 手足が動きにくい、またはしびれる
頭の中で出血をしていると
頭を打った直後は何ともなくても、
あとから命にかかわる危険があるため
何ともないと思ってもしばらくは注意して
おこさんを見ていてあげてください。
頭を強く打ったけれど頭の骨の骨折や意識障害、
目や手足の動きにも異常がない。という場合は
2日ほど症状がないか様子を見て何も異常がなければ
安心して大丈夫だそうです。
また、先ほどのような症状はないけどこぶができてしまったという場合、タオルの上から氷などで20分ほど冷やして
様子を見るといいそうです。
頭を打って頭から血が出てきたという場合は出血を伴うのでまた次回お伝えしたいと思います。
参照:こどもの急病ガイドブックより
スタッフH